2008年9月29日

文学という弱い立場

著者:ハンス ノサック
編者:
訳者:青木 順三
出版社:晶文社
出版年:
書評:あまり知られていないけれども、文学の位置についてのよいエッセイ集だと思う。
投稿者:小谷野敦
入学年:

2008年7月12日

講座源氏物語研究・第十二巻・源氏物語の現代語訳と翻訳

著者:
編者:河添 房江
訳者:
出版社:おうふう
出版年:2008
書評:源氏物語の翻訳と現代語訳に関する論文集。現在時の研究成果が盛り込まれている。
投稿者:小谷野敦
入学年:1987

2008年1月 9日

フィクションの修辞学

著者:ブース ウェイン
編者:
訳者:
出版社:書肆風の薔薇
出版年:
書評:文学研究者の必読書。
投稿者:小谷野敦
入学年:

批評の解剖

著者:フライ ノースロップ
編者:
訳者:
出版社:法政大学出版局
出版年:1980
書評:比較文学に限らず、文学研究者必読の書である。あらゆる物語文藝はかくのごとく分類されうる。一見、西洋の文藝しか扱っていないように見えるが、東洋文藝にも十分当てはまる。
投稿者:小谷野敦
入学年:1987年

2007年1月28日

昭和精神史

著者:桶谷 秀昭
編者:
訳者:
出版社:文藝春秋(文春文庫)
出版年:1996年
書評:本書は、昭和初年から敗戦直後までの激動の時代を、幾人もの個人(小説家、詩人、思想家など)の精神の葛藤のさまを叙述することによって、生きた歴史として浮き彫りにすることを目指した書である。著者は、当時の様々な思潮(マルクス主義、モダニズム、日本浪曼派、西田哲学、「近代の超克」論、大アジア主義など)と情況の深い関わりを直視し、「昭和の精神」というテクストを熟読玩味しつつ、「東アジア文明圏の中の日本といふ世界認識」について再検証することを試みている。本書は、「比較」という方法を全面に出しているわけではないが、西洋をモデルとしてきた日本の近代化が抱える諸問題に真摯に取り組もうとする者であれば、そこに多くの有益な視点を見出すであろう。なお、本書には「続篇」として、『昭和精神史 戦後篇』がある。

2007年1月26日

日本精神史研究

著者:和辻 哲郎
編者:
訳者:
出版社:岩波書店(岩波文庫)
出版年:1992年
書評:和辻は「普遍的」な西洋人文学のことばで「日本」をどう語るかという課題に、孤独に、しかし激烈な感情を内に秘めつつ取り組み続けた。本書に収められた諸論では文献学的な犀利な読みと旺盛な想像力、そして真理追究のための闘争心の幸福な結びつきが見られる。『枕草子』論をはじめ、国文学研究に与えた刺激・影響もきわめて大きい。

ミメーシス(上下)

著者:エーリッヒ アウエルバッハ
編者:
訳者:篠田 一士(ほか)
出版社:筑摩書房(ちくま学芸文庫)
出版年:1994年
書評:サイードは遺著『人文学と批評の使命』のなかで本書を一章を割いて論じている。ホメロスからヴァージニア・ウルフにいたる作品をとりあげて、文化史・文学史の広い見渡しのなかでテクストの細部に分け入った読みを実践してみせた本書は、その本質において比較文学的であった19世紀以来の文献学の最良の成果といえる。