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CatalTo2017 授賞式・パーティー開催〔1〕

日時:2018年7月27日(金)16:00-19:00
場所:東京大学教養学部駒場キャンパス 18号館4階コラボレーションルーム1およびオープンスペース
出席者:学内外関係者45名
活動報告:16:00〜18:00 CatalTo 2017授賞式
(於:東京大学教養学部駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1)
18:00~19:00  CatalTo 2017 記念パーティー(於:東京大学教養学部駒場キャンパス18号館4階オープンスペース)
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 CatalTo 2017授賞式では、受賞カタログの作成に携わられた担当学芸員の方々、デザイナーの方々をお招きし、展覧会開催およびカタログ作成にまつわる現場のお話を伺った。また、先日のCatalTo 2017にて、受賞カタログを推薦した教授・院生が中心となって、それぞれの受賞カタログの魅力的な点を、現場の方々に直接お伝えする時間も設けられた。日ごろは、知ることの叶わない生の声を聞かせていただける貴重なひと時であった。
以下は、開会の辞、それぞれの受賞カタログへのプレゼンテーションと、担当学芸員・デザイナーの方々のお話、閉会の辞をまとめたものである。(以下、敬称略とさせていただきます)

◎開会の辞(東京比較文學会編輯委員 CatalTo担当・今橋映子)
 東大比較文学会の機関誌である『比較文學研究』に、展覧会カタログ評が掲載されるようになって20年近くが経つ。現在は東京近郊の展覧会を、研究分野に近い博士課程の院生が執筆することが多いが、その展覧会と執筆者選定のための組織として、院生委員会が存在する。その院生員会の10周年記念の際、CatalPa(パリ周辺の展覧会カタログを勝手に表彰する活動)が話題に上り、それの東京版・CatalToの開催へと話は進んでいった。
 一昨年に試行され、昨年、晴れて第1回CatalToが開催された。今年は第2回となる。観客のひとりひとりとして、研究の興味関心に基づいて、カタログを選定した。選定対象となったカタログは、駒場美術博物館展覧会資料室に蒐集されているものを主としている。駒場美術博物館展覧会資料室には、分野を跨ぐような、他の分野と手を結ぶことで新しい視界を拓くような、専門性の高いカタログが、(蒐集できる数にかぎりはあるものの)集められている。この授賞プロジェクトが勝手連の精神で自由に運営されながらも、社会と大学を結ぶ一つの機縁となることを祈っている。

◎CatalTo学術賞(早稲田大学會津八一記念博物館)
『狩谷掖斎墓碑受贈記念 狩谷掖斎――学業とその人』
・プレゼンターから
 東日本大震災によって、狩谷掖斎の墓碑が破損し修理する必要が生まれたことをきっかけとする展覧会である。本カタログを推薦する理由は、主に以下の二点である。一つ目は、学術研究をリードするようなカタログである点を挙げたい。あまり研究されてこなかった狩谷掖斎という人物を取り上げ、「考証家」狩谷掖斎の業績を辿りながら、周辺の人物への目配りを行った、多角的な広がりを持つ展覧会であったといえよう。二点目は、資料的な価値の高さである。資料がカラー刷りであるところ、漢文には訓読文が付記されているところなど、資料として見る際に便利である。

・受賞者から(早稲田大学會津八一記念博物館・徳泉さち)
 東日本大震災によって、破損した墓碑の破片を拾うところから、作業は始まった。大きな墓碑であったため、修復場に持っていくところから苦労があった。ミルフィーユ状になった石が捲れ上がってくるのを押さえるのも困難であった。3年の歳月を要し、修復を終え、博物館に運び込んだ。
早稲田大学會津八一記念館博物館の強みは、大学のなかにある博物館であるところにある。狩谷掖斎は様々な方面で活躍した人物であったが、展示ではその多方面での活躍をすべて見せ尽くすことができなかった。その活躍をあますところなく伝えるため、図録には大学の様々な先生へ原稿依頼をするなど協力を仰ぎ、厚みのあるカタログを作成することができた。

(〔2〕につづく)
(2018年9月22日 文責:石川真奈実)
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