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CatalTo 胎動会傍聴記(1)

日時:2016年3月16日
場所:駒場美術博物館セミナー室
出席者:
活動報告:
 第一回CatalTo(仮称)開催に向けた準備が本格的に始まりましたので、この機会に2016年3月16日に行われた「カタルト胎動会」について書きたいと思います。

 まず、CatalToについて説明しておきます。CatalToとは、簡単にいえば展覧会カタログの品評会のことです。その年に出版された展覧会カタログを、内容、装幀、学術的価値など、さまざまな観点から評価し、とくにすぐれたものを表彰します。このように書くとかしこまった会に思われるかもしれませんが、そうではありません。CatalToは、比較文学比較文化研究室のOBOGの方がた、あるいは学外の識者の方がたをお招きし、展覧会カタログについてざっくばらんに語りあうことを目的としています。CatalToは、参加者が思い思いに展覧会カタログを品評する「勝手連」のようなあつまりといってもいいでしょう。

 なお、CatalToという仮称は、この品評会のモデルとなったCatalPaというイベントからとったものです。CatalPaとはパリで実際に行われている展覧会カタログの品評会のことで、一般の有志の方がたが主催しているということ以外は、上で説明したCatalToの趣旨とほとんど同じようなイベントです。また、CatalPaという名称はCatalogue+Parisの造語です。そのため、私たちも本家にならって、Catalogue+TokyoということでCatalToという仮称をつけています。
 
 さて、先日開催された「カタルト胎動会」は、いわばプレCatalToという位置づけのイベントです。CatalToについて話し合いをしているさいに、一度模少人数の模擬的な品評会を開いて、その感触を確かめてみようということになりました。それがカタルト胎動会です。

 以下では、当日の様子を簡単に報告したいと思います。カタルト胎動会は駒場美術博物館セミナー室で開催されました。模擬的な品評会という位置づけでしたので、それほど多くの方にはお声がけしなかったのですが、当日は今橋映子先生、寺田寅彦先生をはじめ、比較文学比較文化研究室の関係者15名が参加してくださいました。

 品評の対象となった展覧会カタログのほとんどは、駒場美術博物館の資料室に収められているものです。2015年度に発刊された展覧会カタログだけでも相当数あり、さらに参加者が各自持参したカタログもあったので、セミナー室のテーブルはカタログでいっぱいになりました。
 
 カタルト胎動会は、テーブルに並べられた展覧会カタログを参加者が自由に閲覧し、良いと思ったカタログを数冊選ぶことから始まりました。美術を専門とされている方が多かったため、参加者のみなさんは、とてもていねいに、細部にいたるまで展覧会カタログをチェックしていました。私は哲学専攻のため美術についてはまったくの素人なので、諸先輩方にどんなポイントを重視してカタログを見ているのかをたずねまわりながら閲覧していました。
 
 次に、選んだカタログについて、各参加者がなぜそのカタログが良いと思ったかを簡単に説明していきました。参加者のみなさまは、とても興味深い視点からコメントしていました。次の投稿では、当日のコメントをまとめたものを紹介したいと思います。

(2017年4月30日 文責:吉岡悠平)


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