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[寸評]「パールの夢、バレエの記憶」展

・会期:2009年12月4日〜2009年12月25日
・会場:ミキモト本店・6Fミキモトホール
・評者:伊藤 由紀

会期が今週いっぱいなので、取り急ぎご紹介のみ。

「舞踊芸術を彩ったパールの魅力 伝説のバレエ団バレエ・リュス誕生から100年を迎えて」と副題の付いたこの展示は、バレエ・リュスの約20年間の歴史を、パールというキーワードで振り返るものです。時期や作品によって印象の異なるバレエ・リュスの衣裳を、「オリエンタルでエキゾティック」なもの、「ロマンティックでクラシカル」なもの、「モダン」なものの3つに分類して紹介しています。

レオン・バクストによる絢爛豪華な《シェエラザード》(1910年)の衣裳と、マリー・ローランサンによるシンプルで洗練された《牝鹿》(1924年)の衣裳とが、一見正反対でありながら、ともにパールを印象的に用いたものであること、そして前者の時代には舞台が街の流行に影響を与えたのに対し、後者の時代には街の流行が舞台に取り入れられていることの指摘に、なるほどと思いました。

展示資料は公式プログラムなど関連出版物とダンサーの写真が主で、そのほとんどは兵庫県立芸術文化センターの薄井憲二バレエ・コレクションの収蔵品です。1922年公演で実際に着用された「青い鳥」(《眠れる森の美女》より)の衣裳が東京初公開されています。

入場は無料。カタログはA5版12ページで500円、会場のパネルによるキャプションのほぼ全文と追加のコラム、展示資料のうち17点の図版と、展示リストが収録されています。


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